防風通聖散に入っている生薬【当帰(トウキ)】の特徴と効果

当帰(トウキ)は、セリ科のトウキやホッカイトウキなどを湯通ししてから乾燥させてつくった生薬です。
8月から10月ごろに草の一番先に、傘をさしているような白い細かい花を固まって咲かせます。
日本でもよく栽培されて、奈良県、北海道などでも生産されています。

当帰の効果について

当帰は婦人科系の漢方薬によく入っていますが、その理由は血を作り出して補う作用があるからです。
女性は生理があるため、定期的に体内の血液が外に出て行ってしまいます。
そのため、貧血を起こしやすくなります。
しかし、当帰を服用することにより、血液を補ってくれるのです。

 

もし、女性に十分な血液がないと、生理不順になり、不妊にもつながってしまうので、女性にとって当帰は大きな味方となりうる生薬です。

 

血液を作るだけでなく、血液の循環も良くしてくれるため、体を温めて冷え性や肩こりなどの症状にも効いていきます。
更年期障害のときは、ホルモンバランスが崩れてしまい、こういった症状が起こりやすくなってしまいますよね。
当帰は主に年齢を重ねた女性の体調を整え、体を丈夫にするための強壮剤として使われるということです。

当帰の副作用について

当帰は他の生薬との飲み合わせに気を付ける必要はありませんが、過剰摂取してしまうと、逆に血液を作り出しすぎて高血圧やのぼせ、むくみなどを起こしやすくなるので、注意が必要です。