防風通聖散に入っている生薬【石膏(セッコウ)】の特徴と効果

石膏とは、「石」という時があるように硫酸カルシウムで構成される石からとれた生薬です。
よく骨折を固定するためのギプスなどに使われています。
石とはいえ、体に害があるわけではなく、豆腐の形を作るときにも使われているので普段から口にしています。

石膏の効果について

石膏の効果は主に体にこもった余分な熱を取ることです。
体温が高いのは良いことですが、体に余分な熱が溜まっていると支障が出ることがあるのです。
また、炎症を鎮める作用もあります。

 

日射病や熱中症などの体が熱くてのどが渇くような症状がひどいときに処方される漢方薬によく入っています。
熱を下げる他に、利尿作用もあるため、のどの渇きによる水分の過剰摂取でむくんでしまったとき、尿を出しやすくしてむくみを解消してくれるのです。

石膏の副作用について

石膏の作用の中で熱を取る作用と炎症を鎮める作用は特に強く、他の生薬との飲み合わせに気を付けないといけません。
特に、同じく熱を下げる作用のある「レンギョウ」などと併用して過剰摂取するのは気を付けましょう。
ただし、レンギョウも防風通聖散に入っていますが、配合量が決まっているので問題ありません。

 

石膏とそれに似た作用の生薬を過剰摂取すると、熱を下げすぎて、あまり体力がない人や胃腸の弱い人は食欲不振になったり、体の機能が停止してしまったりということだってあるのです。