防風通聖散に入っている生薬【連翹(レンギョウ)】の特徴と効果

連翹(レンギョウ)はモクセイ科のレンギョウ、またはシナレンギョウの果実を乾燥してできた生薬です。
果実にはルチン等の成分が含まれているので、漢方薬にうってつけ。
レンギョウの木の高さは2〜3メートルで、生垣にも植えられる木です。
春になるとびっしりと黄色い花が咲くので、見たことがある人もいるかもしれません。

連翹の効果について

連翹の主な効果は抗アレルギー、抗菌、血圧降下作用など。
病院でニキビ、湿疹、アトピー性皮膚炎などに処方される漢方薬によく入っています。
特に、抗菌作用が強いことから、皮膚の病気の中でも化膿性皮膚疾患に最適な生薬です。

 

皮膚だけでなく、鼻やのどの炎症を抑える効果もあり、副鼻腔の炎症である慢性的な蓄膿症などに処方される漢方薬にも入っています。

 

また、利尿作用もあり、むくみにも効果があります。
炎症を抑え、熱を持つ尿を排出することにより、体の中に溜まった熱を下げてくれるという面もあるのです。

連翹の副作用・飲み合わせについて

連翹に悪い飲み合わせはありませんが、1日に摂取する用量の上限が決まっています。
1日、1〜2グラムが最適な摂取量で、それ以上は過剰摂取となり、副作用として食欲不振や胃のむかつき、息切れなどを起こしてしまう可能性も。
1つの漢方薬だけならば問題ないのですが、複数の漢方薬を併用するときは成分を見て、連翹がダブっていないかを確認しましょう。