防風通聖散に入っている生薬【荊芥(ケイガイ)】の特徴と効果

荊芥(ケイガイ)とは、シソ科のケイガイの根ではなく、花の方を乾燥させてできた生薬です。
中国のあちこちに自生しており、全体に薄い灰色の毛のようなものが生えているのが特徴。
ちょうど刺身の飾りについてくるシソの花が乾燥しているイメージがわかりやすいですね。

荊芥の効果について

炎症を抑えて熱を下げる効果があるため、医療分野では皮膚のトラブルによく使われています。
皮膚科でニキビや湿疹、アトピー性皮膚炎などの症状に処方される漢方薬にはほとんど荊芥が入っています。

 

また、慢性的な蓄膿症に処方する漢方薬にも含まれています。
蓄膿症は鼻の副鼻腔が炎症を起こし、膿がたまった状態です。
荊芥には炎症を抑える作用により、蓄膿症にも効くのです。

 

脂肪細胞にも働きかけ、やる気や意欲を高める神経伝達物質のノルアドレナリンの効果を長く持続させます。
ノルアドレナリンには脂肪燃焼効果があるので、荊芥でその効果を持続させ、ダイエットにも良いとされています。

 

荊芥は他の漢方薬と混ぜ合わせることで、体の中に熱を溜めすぎるのを防ぐ役割があります。
胃腸の炎症を抑えるため、漢方薬による胃腸の荒れや下痢なども防いでくれます。

荊芥の飲み合わせについて

他の生薬との飲み合わせはそこまで気にする必要はありません。
荊芥だけを飲むよりか、漢方薬として飲むことがほとんどですので漢方薬の飲み合わせにだけ気を付けましょう。