防風通聖散の成分・生薬まとめ

防風通聖散に含まれている全成分(生薬)について、表にまとめて紹介していきます。
※生薬の写真を押すと、さらに詳しい説明が見れます。

[黄?]オウゴン
シソ科コガネバナの根の皮を取り除いたもの。
[防風]ボウフウ
セリ科ボウフウの根、根径。セリ科独特の香りがある。
[麻黄]マオウ
マオウ科マオウの地上径で黄色い花が咲く。
[芒硝]ボウショウ
天然の硫酸ナトリウムで入浴剤として使われることも多々あり。
[大黄]ダイオウ
タデ科のダイオウ属植物の根っこ。漢方薬にはだいたい配合されている。
[荊芥]ケイガイ
シソ科ケイガイの花。シソのような香りで、小さくて白い花が咲く。
[石膏]セッコウ
別名は白虎。真っ白い石のような生薬。
[白朮]ビャクジュツ
キク科オオバナオケラの根や茎。芳香性がほとんどない。
[桔梗]キキョウ
キキョウ科キキョウの根っこ。キムチとして食べられることもある。
[山梔子]サンシシ
アカネ科クチナシの果実。園芸に用いられることもある。
[当帰]トウキ
セリ科トウキの根っこ。セロリのようなキツい香りが特徴。
[連翹]レンギョウ
モクレン科レンギョウの果実。細い枝に黄色い花がたくさん咲く。
[芍薬]シャクヤク
キンポウゲ科ボタン科シャクヤクの根っこ。ガーデニングにもよく用いられる。
[甘草]カンゾウ
マメ科カンゾウ属の根っこ。根の長さは2mに及ぶものもある。
[川芎]センキュウ
セリ科センキュウのひげ根を取り除いた根っこ部分。
[薄荷]ハッカ
シソ科ハッカの植物で、別名はミント。爽快な香りが人気の生薬。
[生姜]ショウキョウ
ショウガ科ショウガの根っこ。普段の食事でも活躍する生姜のこと。
[滑石]カッセキ
天然の含水ケイ酸アルミニウム。また二酸化ケイ素から成る粘土鉱物。

防風通聖散の成分・生薬リスト記事一覧

黄ゴンは朝鮮半島や中国北部などに幅広く分布しているシソ科の黄金花(コガネバナ)の根を乾燥させたものです。実はこの花、花びら自体は紫色ですが、根が金色であることから、「黄金花」と呼ばれています。黄ゴンの...

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大黄はタデ科のダイオウ、またはダイオウの種類の根を乾燥したものです。根は太く、切ると黄色いのが特徴です。主に中国に生息していますが、日本でも見ることができます。大黄の効果について一般的に病院で処方され...

荊芥(ケイガイ)とは、シソ科のケイガイの根ではなく、花の方を乾燥させてできた生薬です。中国のあちこちに自生しており、全体に薄い灰色の毛のようなものが生えているのが特徴。ちょうど刺身の飾りについてくるシ...

石膏とは、「石」という時があるように硫酸カルシウムで構成される石からとれた生薬です。よく骨折を固定するためのギプスなどに使われています。石とはいえ、体に害があるわけではなく、豆腐の形を作るときにも使わ...

白朮(ビャクジュツ)はキク科のオケラやオオバナオケラなどの根を乾燥させたものからできた生薬です。中国はもちろん、朝鮮半島や日本の日当たりの良い山や丘などに一年中自生している草です。白朮の効果についてビ...

桔梗(キキョウ)は、植物のキキョウの根の部分を乾燥させて作った生薬です。キキョウは日本でも庭で栽培したり、観賞用に育てられる植物なので、なじみのある人もいるのではないでしょうか。7月から9月にかけて紫...

山梔子(サンシシ)はアカネ科のクチナシの果実を乾燥させたものです。花のにおいが強く、特徴的なので、なじみのある花だと思います。クチナシは庭や切り花としてもよく栽培されていて、煮ると黄色い色が出てくるの...

当帰(トウキ)は、セリ科のトウキやホッカイトウキなどを湯通ししてから乾燥させてつくった生薬です。8月から10月ごろに草の一番先に、傘をさしているような白い細かい花を固まって咲かせます。日本でもよく栽培...

連翹(レンギョウ)はモクセイ科のレンギョウ、またはシナレンギョウの果実を乾燥してできた生薬です。果実にはルチン等の成分が含まれているので、漢方薬にうってつけ。レンギョウの木の高さは2〜3メートルで、生...

芍薬(シャクヤク)はボタン科のシャクヤクの根を乾燥させたものです。高さ50cm〜80cmほどの多年草で、6月に大きな赤や白などの、ぼたんのようなキレイな花を咲かせます。日本では少ししか栽培されておらず...